断捨離するのが大変な思い出品を、今すぐ手放せる方法とは? モノをため込まない人になるための考え方、方法・シリーズ6
断捨離を始めて最初の頃って、モノがどんどん減っていき、モノが減っていくとますますやる気がでてきて楽しく断捨離ができますよね。
でも途中から、徐々に捨てるかどうかの判断がつきづらくなり…。
ついには手が止まってしまい、断捨離停滞期へ突入…。
とくに、思い入れや思い出のあるモノ達を断捨離しようとしたら、その思い出品を買った(貰った、撮った、使った)ことを思い出し、あの頃の楽しかった気持ちや思い出が頭の中に浮かび、「やっぱり、捨てられない!」となるパターンが多いのではないでしょうか?
思い出品をとっておく理由はだいたい以下の2つになると思います。
思い出品をとっておく2つの理由
★自分のために(その思い出品を見るとその時のことを思い出す)
代表的なモノは、手紙、カレンダー、日記帳、家計簿、手帳、写真、ビデオ、旅行先で買った思い出用の自分へのお土産、紙類(表彰状、卒業証書、資格証明書など)、他にも、今はもう着ないけど思い出がある服(成人式の着物とかウェディングドレスなど)。
★誰かのために(その思い出品を将来見せてあげたい人がいる)
紡子の場合は、主に息子のためにとっておいた思い出品が多かったです。 息子の成績表や書いた絵に作文、テストの紙や教科書にノート、名札、赤ちゃんの頃のおもちゃや洋服など。
では理由がわかったところで、思い出品を手放す方法をお伝えします。
思い出品を手放す3つの方法とは?
1)思い出品の写真を撮ってから捨てる
2)もしも明日、自分の身になにかがおきて死んでしまったらと思う
3)ひとつの出来事に対して、ひとつの思い出品にする
ひとつひとつ説明しますね。
1)思い出品の写真を撮ってから捨てる。
断捨離中の方なら、すでに知っている方法だとは思いますが、写真をとることによって、「捨てたモノを思い出すきっかけがある」と思えるようになり、モノ自体を捨てやすくなります。
ただこの写真達を見返すことは紡子の経験上ほぼありません。
ポイント:自分のモノの写真を取る場合はモノだけを写真に撮ってもいいですが、たとえば子供のモノの写真を撮る場合は、子供に一緒に写真に写ってもらうと、モノだけの写真よりも思い出らしくなり、写真を見た時もその頃の子供の姿が写っているので楽しいです。
2)明日、自分の身になにかがおきて死んでしまったらと思う。
あまり考えたくないことですが、もしも明日事故かなにかで突然死んでしまったら、あなたの大事な思い出品を整理するのはあなたの家族になります。
残念ですが、あなたにとっては大事なモノでも、別の人にとってはゴミ同然、捨てるべきモノである場合の方が多いんです。
あなたにとって未練たらたらのモノ達、でも身内にとっては処分の対象かもしれませんよ。
ポイント1:家族が自分の思い出品を見た時に、「ゴミ同然だろう」と思うであろうモノ達はできるだけ処分したほうがいいと思います。
だって「家族が見たら、どうしてこんなモノとっておくのかしらって思うだろうなぁ」とあなた自身が思っているのだから。
人に捨ててもらうくらいなら、自分で処分してみませんか?
まして、手紙や日記など、家族に読まれてもあなたは大丈夫ですか?
ポイント2:写真は捨てる時に必ずシュレッダーにかけるなり、手で破るなどして復元不可能な状態にします。 ただゴミ箱にいれるだけだと、「やっぱりとっておこうかな」と取り出してします可能性もあるし、写真も立派な個人情報ですからね。
3)ひとつの出来事に対して、ひとつの思い出品にする
たとえば旅行の思い出ならば、その旅行の写真が1枚あれば、その時のことを思い出すことができます。
子供の作品などにしてもその年(1年)で一番残しておきたいモノがひとつだけあれば十分です。 「1年ごと」など一定期間を設けて、見直し、選りすぐりの中の選りすぐりのモノだけを残していくようにします。
ポイント1:思い出品として残す場合、箱にしまってしまうのではなく部屋の一角に思い出品コーナーを作り飾ります。厳しい基準を乗り越えられてきたよりすぐりの大好きな(思い入れのある)モノ達、きっとその場所を見るだけで癒されるという空間ができることでしょう。
ポイント2:旅先や思い出の写真を撮る場合は、なるべく全員が写る集合写真を場所別に何度か撮るようにします。 その中から一番良い写真をその出来事の写真として残します。
ポイント3:卒業アルバムなどかさばるモノは、自分のクラスのページのみを切り取って残すとかさばりません。 自分が写っていない別のクラスの写真、いらないですよね。
思い出品とは、しょせん自分が思い出のモノと決めただけのこと。
自分がこれは思い出にとっておこうと思うから思い出品になるのです。
押し入れや納戸、倉庫に思い出品がいっぱいということがないようにしたいですね。
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