子供の本、絵本の断捨離。「捨てた本」の特徴とは?読まない本を増やさないために心がけていること。
前回は自分の本類を断捨離した時のことを思い出しながら、「捨てた本」、「残した本」の特徴と我流(紡子流)で本を断捨離した時のやり方を書きました。
今回は、2年程前に実践した、子供の本、絵本の断捨離について書いてみたいと思います。
子供の本や絵本がなかなか捨てられずに困っている方、もうコレ以上増やしたくないと思っている方の参考にでもなればいいなと思っています。
❀紡子自身の本たちの断捨離のお話はこちら❀
子供の本や絵本で溢れていた本棚
つい2年ほど前まで、自宅の本棚には子供用の本(図鑑、絵本、本、漫画本)がところ狭しと並んでいました。
「本好きなお子さんなのね」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、違うんです。
これらの本達は、ほとんど読まれることがない本だったんです。
「本は多いほどいい」と勘違いしていた私
子供がまだ小さかった頃、「本はどれだけあっても良い、与えれば与えるほど読書家になってくれるはず」「日本語をおぼえて欲しい」という理由で、日本に帰った際にかなりの本や絵本を購入しました(つい数年前まで日本に帰るたびに購入し続けました)。
その数なんと100冊! すべてカナダに持ってきましたよ(泣)
でもたくさんある本の中から息子が選んで読むのはいつも同じ本。
読み聞かせをしていた1歳頃には、すでにお気に入りの絵本の存在がありましたし。 小学生になった今では、お気に入りのシリーズ本があり、そのシリーズの本しか読みません。
読み聞かせをする時は、いろいろな本を選べるのですが(紡子が選ぶ時もあるので)、息子が自分で本を読むようになった頃から、読み聞かせをすることも段々と少なくなり、本棚の肥やし?になってしまった本がいっぱいありました。
そうです。紡子は知らなかったのです。「子供は好きなモノがはっきりしている」ということ、「子供は好きな本しか読まない」ということを…。 ※お子さんによっては本好きで、いろいろな本を読む子もいるのでしょうが、息子は好きな本だけしか読まない子でした。
絵本を100冊持っていようが、500冊持っていようが、「きっと読む絵本はお気に入りの数冊だったんだろうな」と今になって思うのです。
ワンポイント:子供は好きな本しか読まない
「捨てた本」の特徴とは?
1)まったく読んでもらえなかった絵本、本
今まで読んでいない本は、これからも読むことはないと思います。
年齢的にもう読まないなと思った絵本、読んだ記憶がない絵本は、もう読まないでしょうね。
子供は成長しているので、読む本、興味が湧く本もどんどん変わっていくんですよねぇ。
ワンポイント:一度も興味を示さなかった絵本や本は、これからも読む確率が低い
2)本は多ければいいと、安さにつられて大量に買った中古本
子供の絵本や、本ってけっこう高いと思いません?
当時の紡子は、少しでも本代を安く上げたくて、ブックオフなどの古本屋やヤフオク(ヤフーオークション)などで、本を購入していました。
もともと欲しかった絵本「バーバパパシリーズ」や「11ぴきのねこシリーズ」などは安く買えて良かったと思えた本でしたが、安いという理由だけで購入した絵本たちは結局、読むこともあまりありませんでした。
やはり自分が子供の頃に読んだことがある絵本など、長期で人気のある絵本は子供も読んでくれることが多かったです。
ワンポイント:子供の絵本や本は「量より質」かもしれません
3)旬を過ぎた本
息子は一時期、ウルトラマンが大好きでしたので、ウルトラマン系の本や図鑑を集めていました。
ところが、ある年齢をさかいにピタッと興味がなくなってしまったんです。
その後、2年前の息子の本たちの断捨離をする時までずっと本棚にありましたが、一度も読んでいる姿を見ませんでした。
ワンポイント:子供は成長しています。子供の成長と共に読む本も変わっていくんですね
「残した本」の特徴とは?
子供が「残す」と選んだ本は、小さい頃からのお気に入りの絵本たちでした。
2年前の息子の絵本たちの断捨離を実践した際には、息子に残す絵本を選んでもらいました。
すでに小学生になっていたので、ほとんどの絵本を「要らない」と言うのかと思いきや、けっこうお気に入りの絵本をおぼえていて、数十冊ほど「残す」ことに決まりました。
また、その「残す」本たちは、紡子にとっても思い入れのある(読み聞かせをいっぱいした)本たちなのです。
読まない本を増やさないために心がけていること
子供の本や絵本の断捨離を実践して気づいたことがありました。
それは、
1)子供は好きな本しか読まない
2)子供は好きな本を何回も読む ということ。
2年前にこのことに気づいてからは、「本は、たくさん持っていても良い」という考えを改め、「本当に好きな本しか買わない」ことにしました。
ただ実際には、息子自身が「この本は本当に好きだ」と思っているのかいないのかは、紡子にはわかりません。
なので、心がけていることとしては、
1)すぐに買わずに、学校の図書室や図書館から借りてきて、読んでもらう
2)図鑑のような、長期間読める(使える)本でも、すぐに買わずに、どうしても欲しいと思ったものだけ買う
当たり前のことのようですが、本ってついつい買ってあげてしまいがちなんです。
「本ならいいよ(おもちゃはダメだよ)」って、ついつい言っちゃうんですよねぇ。
なので、あえてこの2つを心がけるようにしています。
☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆
子供のためにと、いろいろと買ってしまいがちなのが親心ですが(紡子だけかな?)、与えすぎても、子供は使い切れないんですね。きっと。
子供は自分に正直、好きなモノにしか興味がありません。
なんか好きなモノだけで暮らすなんて、ミニマリストみたいですよね。
子供が「ガラクタ」に埋もれることがないよう、頑張って断捨離していきます。
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