断捨離に「やり過ぎ」はあるの? "断捨離依存症"という言葉について、思うこととは?
つい最近、「断捨離依存症」という言葉を知りました。えっ遅すぎですか?
数年前から、この「依存性」という言葉をいたるところで聞きますよね。
「スマホ依存症」、「ゲーム依存症」、「ネット依存症」などなど、上げたらキリがないくらいの依存症があります。
でもまさか、「断捨離」に依存症があるとは、思いもよらず、「断捨離依存症」とはなんぞやとネットで調べてみたのです。紡子はネット依存症かもしれませんね…。
目次
- 1.断捨離依存症とは?
- 2.断捨離に「やり過ぎ」、「依存症」はあるのか?(紡子の見解)
- 3.もしも「自分は断捨離依存症では?」と思ったら、どうすればいいの?
- 4.断捨離依存症(本当にこの病気があるならば…ですが)にならないためには?
- 5.断捨離依存症って言葉、誰が作ったのかな?
1.断捨離依存症とは?
依存症という言葉を調べてみると。
「日常生活に支障をきたすほど、一つのことにのめり込み、それがやめられずに、自分の力ではどうすることもデキない状態」とあります。
つまり、断捨離依存症とは、「日常に支障をきたすほど、断捨離(買わない、捨てる、モノへの執着から離れる)にのめり込み、それがやめられずに、自分の力ではどうすることもデキない状態」ということになります。
2.断捨離に「やり過ぎ」、「依存症」はあるのか?(紡子の見解)
果たして本当に、断捨離(買わない、捨てる、モノへの執着から離れる)にのめり込み過ぎることがあるんでしょうか?
そもそも断捨離の目的って、「不要なモノを持たない(手放す)」「モノへの執着心をなくす」ということ。
紡子にとっての断捨離とは「好きなモノだけに囲まれて暮らすために、不要なモノ(好きではないモノ、使っていないモノ、お役目を終えたモノ)を持たないこと」です。
「手放しているモノ(捨てているモノ)」は全て自分にとって、必要のないモノばかりなので、「捨てすぎて困る」「買わなすぎて困る」「執着心がなさすぎて困る」ということは、まずありえないのです。※早く執着心から開放されてみたいです(泣)。
断捨離を実践している友人も何人かいますが、「モノが捨てられなくて困っている」というのはよく聞きます(紡子含む)が、「モノを捨てすぎて困っている」というのは、今のところ聞いたことがありません。
紡子としては、本当に「断捨離依存症」という病気があるのか、ちょっと疑問なんです。
❀断捨離の効果について書いています❀
3.もしも「自分は断捨離依存症では?」と思ったら、どうすればいいの?
断捨離依存症(というのがあればですが…)の症状としては、「必要なモノまで捨ててしまう」「人のモノまで捨ててしまう」というのがあるようです。
どうして「必要なモノ、人のモノ」にまで手が出てしまうのか(捨ててしまうのか)というと、「捨てること=モノを減らすこと」だけが断捨離の目的になってしまっているのではないかと思います。
もしも「捨てすぎ」で困っているのであれば、断捨離の本来の意義を思い出してはいかがでしょうか?
「不要なモノ(ガラクタ)」を手放し、好きなモノだけに囲まれて生きるということ、モノへの執着心を捨てるということを。
さすがに、「人のモノ」まで捨ててしまうというのは、断捨離依存症というよりは、なんらかのストレスからくる心の疾患(精神疾患)だと思いますので、専門家に診てもらうのも手ではないでしょうか。
4.断捨離依存症(本当にこの病気があるならば…ですが)にならないためには?
紡子は「自分はなぜ断捨離をするのか」という目的を、常に意識するようにしています。
・自分はズボラ主婦で、部屋がいつも散らかっているから、モノを減らして、つねに片付いている部屋をキープしたい。
・部屋がごちゃごちゃしているのと同じくらい、頭の中もごちゃごちゃしているので、断捨離で家を整頓しながら、心や頭の中のごちゃごちゃもスッキリさせたい
・要らないモノをついつい買ってしまうので、家が不用品だらけ。 断捨離で不要なモノを手放しつつ、買い物グセのある自分の習慣を直していきたい。
などなど。
断捨離をしている方は、断捨離を始める時に、なにかしらの目的、目標があったと思います。
この当初の目的、目標を忘れてしまうと、ただモノを捨てることだけが目的になってしまいかねません。
なので、この「当初の目的」を常に思い出しながら断捨離をすれば、「捨てること」だけに気を取られることも少なくなると思います。
❀紡子が断捨離を始めた理由はこちらです❀
5.断捨離依存症って言葉、誰が作ったのかな?
断捨離を生活の中に取り入れるようになって6年経ちますが、まだ断捨離は終わっておらず、最終目的の「好きなモノだけに囲まれて暮らす」には時間がかかりそうです。
でも少しづつ、不要なモノが家の中からなくなり、好きなモノの比率が上がるにつれ、心もスッキリ、幸福度も増してきています。
「断捨離依存症」という言葉も、「なんでも捨ててしまって困っている」人がいるということも、つい最近まで知りませんでした。
私にとっての断捨離とは、人生を良い方向へ導いてくれるものだからです。
「モノへの執着心から離れられない」紡子としては、なんでも捨ててしまえるなんて、ある意味素晴らしいことです。
もちろん、人のモノを捨ててしまうのはダメですけどね。
❀執着心を手放すには?❀
紡子の勝手な想像ですが、この「断捨離依存症」という言葉自体、「断捨離をしていない」、「ミニマリストでもない」、「断捨離をする気もなければ、ミニマリストになる気もない」人達が作った言葉のような気がしてならないのです。
そして、断捨離をしたこともない人や、ミニマムライフを経験したことがない人が、モノがない部屋、モノが少ない家を見て、「なんでも捨てている」、「断捨離依存症だ」と言っているような気がします。
マスメディアが流行を作り出すように、断捨離ブーム、ミニマリストブームに便乗して作り上げた言葉のような気がしてしまうのです。勝手な想像ですけどね。
断捨離実践中の方や、ミニマリストの方のブログを読んでいても、「なんでも捨ててしまって困っている」ということはないと思います。
もちろん、「捨てて後悔したモノがある」とか、「家族のモノを勝手に捨てて、険悪なムードになった」とかの失敗談はいっぱいありますけどねっ。
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断捨離をしていて、不幸になってしまっては本末転倒です。
紡子も断捨離中に忘れてしまいがちなのが、「何を残すのか」ということです。
ついつい「何を捨てようか」と捨てるモノを探してしまいがちなのですが、これではダメなんですよねぇ。
「何を残すのか」「何に囲まれて暮らしたいのか」、断捨離中に忘れないようにしたいものです。
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