海外在住者から見た日本。カナダと日本の違いとは?小学校編 パート2
日本で3月といえば、卒園式、卒業式、子供にとっては学校生活1年の締めくくりですね。子どもたちは今年度はどんないい思い出をいーっぱい作ったんでしょうね。
みんな4月から新学期が始まるのですね。クラス替えのこととか思い出すと(30年以上も前のことだけどね)こっちまでドキドキします。
仲のいいお友達と一緒になれるかなぁ。いじわるな子とかいないといいなぁとか。子供ながらにいろいろと悩んだ(?)もんです。
こちらカナダは6月が学年の区切りなので、春休み前はとくにこれといったイベントもなく、しれ~っと春休みに突入していきます。
紡子の息子の学校は今日が春休みまえの最後の授業日でした。
朝、子供を学校へ送り届けると、パジャマ姿に冬のジャケットやコートを着た子どもたちがワンサカいました。恒例のあのイベントのためにね。
ん?なんでパジャマ?学校へパジャマで行くってありなの~?と思いますか? まあ聞いてやって下さい、紡子の愚痴、じゃなかった、つぶやきを…。
ちなみにパート1もあります。
トホホ。その一:子供の登下校時は親が送迎する
どうして紡子が今日の学校には、パジャマを着た子どもたちがいっぱいいたのを知っているのでしょうか。
日本だと、子供は勝手にお友達と一緒や、集団登校で学校に行くので、学校の周りには先生方やボランティアの通学路を見守ってくださる方以外はいないですよね。
カナダはまったく違います。
学校へ行くときも、学校から帰る時も親が付き添うのが当たり前です。しかも車送迎可なので、ほとんどの子供は車で学校にきます。
朝の始業ベルが鳴る前後は、車の大名行列のごとく、駅前でタクシーがお客さん待ちをしているような車の行列で学校の周りは大混雑!
毎日学校へいくことのメリットとしては、子供の交友関係がわかるし、先生とも話そうと思えばすぐ話せるところかな。
まぁ良いといえば良いのですが、やはり毎日の送り迎えとなると結構大変なんですよねぇ。
しかも七夢家は歩いて通っているので、毎朝学校まで徒歩20分、学校へ送ってから自宅まで徒歩20分の往復40分を毎日2回ですので、まぁ紡子にとってはいい運動になっています(ポジティブ思考でしょ♪)が、子供が勝手に学校へ行ってくれたらいいのいなぁと思うこともたびたびあります。
トホホ。その二:なぜか小学校の最終日には映画を見ることが多い。
日本の学校で映画を見た記憶ってありますか?
紡子は「典子はいま?」という身体に障害を持った子供が一生懸命頑張って生きている映画を見たことと、「風の谷のナウシカ」を見たことを覚えています。
どちらの映画も、体育館で体操座りで見ていたため、最後の方は足や体が痛くなってきて、あまり映画をみていなかったことを今、思い出しました。
カナダの小学校はクラスの先生にもよりますが、ほんとによく映画を見ています。クリスマスパーティ→映画を見る、ハロウィンパーティー→映画を見る、バレンタインデーパーティ→映画を見る。
日本で生まれ育った日本人の紡子には、どうしてそんなに映画を見るのか? ほかにやることはないのか? ものすご~く疑問なのです。まぁクリスマスパーティーは良しとしましょう。
でもハロウィンやバレンタインってパーティやる必要ってあるのかしら?
パジャマを着て、映画を見る(だけ?)
さぁ先程の答えですよー!
恒例のあのイベントというのは、見たままのとおり、「パジャマデー(Pamama Day)」という名のイベントでーす…。
学校へパジャマを着て行き、クラスルームで映画を見る。
楽しそうですよねー。 いいなぁーと思いますよねー。 私も経験してみたかったなぁーと思いますよね。
1年に一回とかならね…。
これを学期ごとに数回位やるんですよ!
そうじゃなくたって、土日祝日以外のお休みがほぼ月に一回はあるのに! 先月なんて、雪で学校が3日も臨時休校になったのに!
臨時休校のお話はこちらをどうぞ♪
子どもたちは、いったいいつお勉強をしているのですかー?
カナダは日本以上のゆとり教育ではないかー!
カナダで子育て中のズボラ主婦、紡子の嘆きでした。
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