断捨離脳で生活をすると、どうなる?
断捨離のことを常に考えながら生活をすると脳の中に断捨離専用の部分ができるような気がします。
この断捨離のことを常に考えていることを、私は断捨離脳と呼んでいます。
紡子が勝手に考えた言葉なんですが、断捨離のことを日々考えていると、何を買うにも、断捨離をする時(捨てる時)のことを考えてしまうんです。 といっても、つい最近からですが。
過去、収納家具を買いあさり、わざわざ(←ココ重要)カナダまで持ってきてるにもかかわらず、時間が経って、気づけば、要らなかったということで、結局捨てる!!
紡子はいったいなんのために収納家具をわざわざ(←ココ重要)カナダまで持ってきたのでしょうか?
ひどい時(?)なんて、船便でわざわざ(←ココ重要、しつこいかしら)、日本から送ってたんですよ、わ、た、し。
自分でも不思議だったんですが、まぁ今思えば、その頃(といってもつい2,3年前のことですが)は、まだまだ買う買う精神がおうせいで、断捨離断捨離♬と言い、モノを捨てつつ、また何かを買うの繰り返しでした。
つまりは、断捨離脳(=断捨離のことを常に頭のかたすみにおいてある状態)になっていなかったんです。
では、どうしたら断捨離脳になって、要らないものを買わずにすむのでしょうか?
紡子は3つ思いつきました。
その3つとは、常に、
- モノを買う時は、捨てるときのことまでを考える。
- どうしても欲しいものがあった時、「今、本当に、ほんとうに(←ココ重要)必要ですか?」 と自分自身に問いかける。
- 自分の好きなものを、よく把握しておく。
この3つを考えるだけでも、ずいぶん違ってくると思います。
1.モノを買う時は、捨てるときのことまでを考える。
ものすごく買いたいモノ(欲しいモノ)がある時って、「なぜかはわからないけど、何がなんでも買いたい(欲しい)」って思いませんか?
でもちょっと待った! そのモノは捨てる時にお金や労力がかかりませんか?
たとえば、紡子はプラスチック収納ケースをたくさん持っています。
なぜかは前述どおり、日本からわざわざ持ってきているからです。
大きいケースなので、ゴミの日にゴミとしては出せないです。
カナダのばあい、リサイクルセンターで、使えるもの(壊れていなくて、ある程度良い状態のモノ)ならば、ほぼなんでも引き取ってくれるので、ゴミになることはありませんが、リサイクルセンターまで、持っていく手間がかかります。
日本だと、プラスチック収納ケースを、無料で引き取ってくれるようなリサイクルセンターってないような気がするので、プラケースを自分で細かくカットしたりと、捨てるために労力を使いますよね。
買う前に、最終的には捨てることを考えていれば、もしかしたら、やっぱり要らないかもって思いとどまるかもしれないですよね。
2.どうしても欲しいものがあった時、「今、本当に、ほんとうに(←ココ重要)必要ですか?」 と自分自身に問いかける。
紡子は想像力がゆたか(?)なので、欲しいモノがあると、そのモノを買った後のことばかり(捨てることまでは考えていなかったですけど)、楽しいことばかり考えてしまうんです。
たとえば、今欲しいモノのうちのひとつに、昇降式テーブルがあるんですが、
この昇降式テーブルがあれば、リビングでコーヒーテーブル代わりにもできるし、ちょっと高くすれば、ダイニングテーブルにもなるので、
リビングがダイニングになり、ダイニングテーブルがいらなくなるんですよねー♬
まぁ、こんな風に、楽しい想像ばかりが頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え、もう頭のなかでは、「昇降式テーブルを買う!」っていうことになってしまうんですよ。 困ったことに。
でも、ちょっと待って!
「今、ほんとうに、ほんとうに必要ですか?」 と言われると、「うーん?」となってしまうわけなんです。
リビングにはすでにコーヒーテーブルがあるし、うちはそもそも3人家族で、食事も、そのコーヒーテーブルで食べていることが多いので、わざわざ、昇降式テーブルを買わなくてもやっていけるんですよね。
このように、「今、ほんとうに、ほんとうに必要ですか?」いったん自分に問いかけてみることで、もう一度よく考える機会ができるんです。
ここで、「ヤッパリどうしても欲しい! このテーブルなら、いざという時はリサイクルショップでも買ってくれそう!」と思ったら、買えばいいし、
「けっこう高い買い物だし、いざ要らなくなったときのことを考えると面倒だし、やっぱりコーヒーテーブルがあるからいいわ」ってなるかもしれないですよね。
買うにしろ、買わないしろ、自分でよーく考えて出した結果なので、あとあと、買ったことを後悔することもなくなりますし、
この「今、ほんとうに、ほんとうに必要ですか?」の問いかけを毎回、欲しいモノ(買いたいモノ)がある時に、自分にしていると、「やっぱり要らないかも」って思うことの方が、実は多いことに気づくかもしれないですよ。
3.自分の好きなものを、よく把握しておく。
家具や洋服を買う時、自分の好きなものはどんなもの(素材、色、見た目など)か分かつていて買うのと、分からないで、なんとなく気に入ったから買うとでは、購入後に「やっぱり要らなかったかも」と思う率が、断然違ってきます。
たとえば紡子の場合、天然素材のものに心地よさを感じるので、家具を選ぶ時は天然木のモノ、洋服は木綿のモノを選ぶ確率がかなり高いですし、
実際に天然素材のモノは買って後悔することは、あまりないです。
ところが、プラスチック製の収納家具や、レーヨンやポリエステル素材の服を買った場合、よーく考えて買ったつもりでも、「やっぱり要らなかったかも」と思う確率が高いんです。
普段の生活のなかで、自分はどんな素材が好きなのか? どんな色にときめくのか? どんなかたちのモノ(丸みがあるとか、角ばっているとか)に心地よさを感じるのか?
このようなことを意識して生活していると、だんだん自分の好きなモノがわかってくると思います。
一度、自分の好きなモノが分かると、ちょっと魔が差して衝動買いをしそうになったときでも、「これってプラスチック製品だけど、私の好みは天然素材だし、ほんとうに、これって必要?」と、
衝動買いにブレーキをかけることもできるようになりますよ。
日々の生活に断捨離脳を取り入れて、必要のないモノ、余計なモノを買わないようになりたいですね♬