五月人形(兜飾り)のお下がり、断捨離中にもかかわらず、処分せずに持っているワケとは?
日本はゴールデン・ウィーク真っ盛りですね。
みなさんは、お出かけや旅行など楽しまれているのでしょうか?
なかには、この大連休を使って、断捨離を頑張っている方もいらっしゃるのでしょうね。
ゴールデン・ウィークといえば、こどもの日、端午の節句ですね。
七夢家では、今年から鎧兜(五月人形)が飾られています。
息子は既に小学生、しかもカナダ在住、なんで今さら鎧兜? と思いますか?
実は、去年(2016年)の夏に日本へ一時帰国した際に、(紡子の)弟のお下がりの五月人形を実家から譲ってもらい、わざわざカナダまで持ってきたのです。
目次
五月人形のお下がりをもらったワケとは?
紡子の実家は既に、両親だけの2人暮らしです。
両親としては、五月人形(雛人形も)を毎年飾ってはいるものの、そろそろ処分するべきなのか、迷っていたようです。
そして、去年(2016)の夏、日本に一時帰国している紡子に「どうしたらいいのかしら」と相談してきたのです。
断捨離歴6年の紡子としては、「処分するかどうか迷うようなら、既に必要ないモノだから、処分してもいいんじゃないの」と言いたいところですが…。
和(和風、日本らしいモノ)が大好きな紡子としては、処分して欲しくないわけです。
かといって、このまま残しておいても、収納場所を取るし、収納場所自体が不便な場所(天袋)しかないので、年々歳を重ねていく両親にとっては、人形の出し入れが大変になっていくのは目に見えています。
「捨てるべきか? 残すべきか?」ここでも、今まで何千回と繰り返してきた問を自分にしてみたところ、「ときめくものだから、残そう!」ということになり、わざわざカナダにまで持ってきて、今年、カナダで初飾りとなったのです。
端午の節句用のお飾りとしては、息子は既に、名前旗を持っています(初節句のお祝いに、紡子の両親が送ってくれたのです)。
「鎧兜はカナダに持っていくのが大変なのでは」ということで、収納時にコンパクトになる名前旗になったのです。
❀雛人形も持って来ました❀
鎧兜(五月人形)を断捨離せずに、持ってきた理由
1)日本の伝統を、息子に感じてもらいたい。
息子はカナダ生まれのカナダ育ち、1年に一度は日本に帰国しているとはいえ、日本の伝統行事すべてに参加できるわけではありません。
紡子としては、日本の文化や伝統なども、出来るかぎり教えていきたいなと思っているのです。
日本に住んでいるとなかなか気づかない、海外に出てみなければ分からない日本の良さに、古い伝統、長い歴史があります。
歴史が長いということは、それだけ伝統もあるということ。
外国人が日本に魅了される理由として、伝統行事(お祭りなども)があるんですよ♪ 紡子も伝統行事、お祭り大好きです。
カナダという国は、歴史がとても浅く、歴史を祝う行事(日本でいう、五節句)があまりないのです。
※イースター(復活祭)やサンクスギビング(感謝祭)はカナダ独自のお祝い行事ではないので…。
2)五月人形(鎧兜)はときめく(大好きな)モノでした。
飾ってあるのを見ていると、心が和むというか、日本を感じるというか…。
息子(当の本人)がときめいているかは、微妙ですが、「かっこいいモノが飾ってある」とは思っているようです。 自分のために飾ってあるというのは、嬉しいみたいですよ。
断捨離の基本中の基本は、「捨てるモノ」を選ぶのではなく、「ときめくもの、大好きなもの」を選んで残していくことです。
五月人形は、「ときめくもの」なので、残すことにしました。
3)「お下がり」という考えを捨て(断捨離)、「引き継ぐ(受け継ぐ)」という考え方です。
「お下がり」という考え方だと、なんとなく縁起(厄がどうのこうの…とか)を担いてしまいそうすが、「代々受け継いていく(引き継ぐ)」という考え方にしてみると、歴史の重みを感じませんか?
家宝とまではいきませんが、七夢家で代々引き継がれていくもの、子孫に引き継がれていくものと思うと、なんとなくワクワクしますよね。
あ~、もちろん、息子が大きくなって処分したいと思うのならば、その時は息子の意見を尊重したいと思っています。とか言って、本当に処分できるかしら? 執着心の強い紡子なので…。
五月人形や雛人形のお下がりって、そもそもどうなの?
まぁ、こればっかりは人それぞれ、考え方が違うと思うので、一概には言えないのですが、紡子は全然気にしていません。
なんでも、「子供の厄を、人形が代わりに引き受けてくれる」とか。
よくお守りに例えて、「お守り1つを、2つに分けては使えない」のと一緒で、五月人形も一人一つ持つ方が良いと言われています。
でも、五月人形はあくまで、飾りものであって、お守りとは違うと思うんです。
だいたい、五月人形や雛人形は一人一体って、いつから決まっているのでしょうか?
昔の、モノが少なく、まだ貧しかった(?)時代の人達が、子沢山が当たり前だった頃の時代の人達が、本当に子供一人につき一体づつ用意できたとは思えないですよね。
とはいえ、縁起が気になる人が多いのも事実だと思います。
結局は、自分次第、自分で決めるしかないということですね。参考にならなくてスミマセン…。
☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆
ときめくモノ、好きなモノだけに囲まれて過ごすことがゴールの断捨離、五月人形は「ときめくモノ」でしたので、残すことにきめ、カナダに持ってきました。
今、リビングルームに飾ってある鎧兜を見ていて、「持ってきて良かった」とあらためて思います。
収納スペースがないですか? ありますよきっと、他のガラクタ達を手放せば!
今日も読んでくれてありがとうございます。 1日一回ポチッとしていただけると更新の励みになります♪
❀断捨離の参考になるブログがいっぱいありますよ❀
❀お役立ち記事満載のブログ村テーマへはこちらからどうぞ❀