子供の「やる気」がなくなった!? 子供の「やる気スイッチ」を押すために、子育て中に心がけたい2つの方法とは?
最近ちょっと気になることがあります。
その「気になっていること」とは、子供の「やる気」が失われてきているのではということです。
紡子の子供は小学生の男の子です。
現在空手を習っているのですが、以前は試合があると、「試合に出たい」と積極的でしたが、最近になって「試合には出ない、どうせ勝てない」と言うようになりました。
他にも、以前は自分の興味のあること(勉強にしろ、習い事にしろ)は、全てやってみたいという意欲があったのに、最近はその意欲が失せてきているような感じがします。
「どうして、やる気がなくなってしまったんだろう? このままでは良くない、自信の持てない子になってしまう。」
子供のやる気が失われているということは、親の私の言動が影響しているかもしれないと思い、自分の言動を振り返ってみると…。
「やっぱり私の言動のせいかも…」と思われることが多々ありました。
子供のやる気を奪っているかもしれない(と思われる)親の言動(原因)
競争心をあおりすぎた
紡子は以前スポーツをしていました。
けっこう本気でやっていたので、試合などの大会にも出ていました。
なので、自分の子供にもスポーツをやる以上は、全力投球で出来る限り上を目指して欲しいと願っています(もちろん、無理強いはしませんが、自分にとってのベストを尽くして欲しいのです)。
ですが、紡子はどうやら、この競争心のあおり方を間違えていたようです。
「⚫⚫くんは、すごいね!きっといっぱい練習しているんだよ。 ○○(息子の名前)も、もっと頑張りなさい」というように、他人(他の子ども)と比較していたのです。
自分ではあまり意識していなかった何気ない言葉ですが、よく考えてみればわかります、他人と比べられるのって嫌ですよね。
他の場面でも、「あの子すごいね」や「⚫⚫くんの方が上手だね」など、確かに息子よりも、他の子の方が上手なのですが、あえて比べる必要はないのかもしれません。
自分だって、夫に「⚫⚫さんちの奥さんは、料理が上手だから紡子も少しは練習したら?」とか「⚫⚫さんちは、いつも家が片付いていてキレイ、紡子も片付け頑張れば」とか他人と比べられるようなことを言われたら、なんとなくやる気なくなりますしね。
他人と比べる(しかも自分よりも出来る子と比べる)ことで、「どうせ練習したって、⚫⚫くんのようには成れない」と思わせてしまったのかもしれません。
子供の「自分は出来る」という気持ちを否定してしまうような発言が多かった
息子の夢はアイスホッケーの選手です。
いつも目を輝かせて「大きくなったら、アイスホッケー選手になるからね」と言っています。
紡子の反応はといえば、「アイスホッケーの選手なんて、誰でも成れるものじゃないんだよ。もっともっと練習しなくちゃなれないよ」「今の○○(息子)じゃ無理なんじゃない。 もっと練習しないと」など、せっかくの息子の熱い思いを否定するような発言が多かったかも…反省です。
今頑張っていることを褒めず、もっともっとと上を期待するような言動が多かった
子供なりに頑張っていて、以前に比べれば確実に上手になっている(伸びている)のに、そこを褒めてあげるのを忘れ、「もっと頑張れ」、「もっと努力しなさい」とさらに上を求めすぎていたのかもしれません。
大人だったら、それでも頑張れるし、頑張れば頑張るほど上達する(しない場合もありますが…)のを身をもって知っていれば、この「現状に満足せずに、もっと上を目指す」でもいいのかもしれません。
しかし、子供(小学生)にそこまで求めるのは、良くないのかもしれないと思ったのです。
子供はまだ成功体験(大会で勝つにしろ、いい成績をとるにしろ)が少なく、自分に自信を持てるような出来事が大人に比べれば、とても少ないです(まだ数年しか生きていないので)。
その子供に、「もっと頑張れ」と言ったら、いつになれば頑張らなくていいのだろう(目標を達成するのだろう)と思わせてしまいます。
逆に「ここまで出来る様になってすごいね」「頑張ったから、こんなに上手になったね」など、現状を褒めて(認めて)あげれば、子供としても「頑張ったかいがあった」「もっと頑張れば、もっと上手になるかも」と思ってもらえそうです。
子供に「やる気を出させる」ために心がけたいこと2つのこと
他人と比較せず、過去の本人(子供自身)と比べて、出来るようになったことを褒める
他人と比べても何のプラスにもならないどころが、逆に子供の自信を失わせてしまいかねないことがわかりました。
「子供は褒めて育てる」というよりは、「子供には自信を持たせて育てる」のが一番なのかもしれません。
これからは、過去の息子と比べて、少しでも出来るようになったこと(上手になったこと、成長したこと)はどんどん褒めてあげたいと思います。
子供のやる気を否定するような言動をしない
子供がなにか、夢を語ったら全力で信じて応援してあげようと思います。
だって将来(未来)のことなんて、本当にわからないですもんね。
もしかしたら(今頑張れば)、将来は夢が叶ってアイスホッケー選手になっているかもしれないですからね(笑)
せっかくの子供の夢や出来ると思って信じて頑張っていることを、わざわざ否定するような言動はやめます。
「信じるものは強し」「願いは叶う」と信じて、子供を応援したいと思います。
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子供にとって、親は一番身近で頼れる存在です。
その親が、子供を信じないないような言動をとってしまったら、子供はきっと傷つきます。
親の何気ない一言が、「子供に自信を持たせる」こともできれば、「子供の自信を失わせてしまう」ことにもつながるワケです。
これからは、自分の言動にも気をつけたいと改めて思う紡子でした。
子供にはできるだけポジティブ(肯定的)な言葉をかけてあげたいですね♪
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