こんまりさんこと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」を読んだ感想。
部屋が片付かなくて、いつもモノがいっぱい、ごちゃごちゃとあふれていた頃。
なかなか片付かない、いつも散らかっている部屋、そんな部屋にイライラしていた自分。
片付けても片付けても、すぐにまた元の散らかった部屋に戻ってしまい、どうやって片付ければ、部屋がきれいに保てるのかわからずにいました。
そう、こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」とカレン・キングストンさんの「ガラクタ捨てれば自分が見える」を読むまでは。
目次
- こんまりさんの本との出会い
- こんまり本の好きなところ・その1 モノ別に片付ける、同じカテゴリーのモノは全てを一箇所に集めてから片付けるところ
- こんまり本の好きなところ・その2 捨てる前に「理想の暮らし」を考えるところ
- こんまり本の好きなところ・その3 捨てるモノを選ぶのではなく、残すモノを選ぶこと
- こんまり本を読んで、「ここはちょっとちがうかな?」と思うところ・その1 片付けの順番がキッチリと決まっているところ
- こんまり本を読んで、「ここはちょっとちがうかな?」と思うところ・その2 片付け祭りで一気に完璧に終わらせるところ
- まとめ
こんまりさんの本との出会い
6年くらい前のことだったと思います。
子どもと一緒に日本に里帰りしていた時、電車のドアのところの広告に、こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」の本の宣伝がよく貼ってあったんです。
昔から、電車に乗るとドアの側に立つのが好きなの(景色が見えるから)で、その日もドアの側に立って、なにげなく広告を読みました。
「100万部突破、片付け後のリバウンド率ゼロ!」という文句が目に飛び込んできました。
今まで、片付けても片付けてもリバウンド(元の散らかった状態に戻る)してしまう私、このリバウンド率ゼロにおもいっきり惹かれました。
家に戻ると早速インターネットで本について検索し、アマゾンで「人生がときめく片づけの魔法」を見つけたら、今度はカスタマーレビューを片っ端から読んでいきました。
最初から本を買えばいいのですが、その頃は(今もかな)節約節約で本を買うのもケチっていたんです。
カスタマーレビューを読めば読むほど、実物の本が欲しくなり、とうとうブックオフで購入してしまったのでした。
※この時にカレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」も一緒にお買上げ♪
こんまり本の好きなところ・その1 モノ別に片付ける、同じカテゴリーのモノは全てを一箇所に集めてから片付けるところ
この本を読んで、一番納得したのが、モノ別に片付けることと、同じカテゴリーのモノは全てを一箇所に集めてから片付けるというところ。
洋服にしろ、本にしろ、家中から同じカテゴリーのモノ(洋服なら洋服全て)を一箇所に集めて、残すモノと手放すモノを選ぶ作業。
とっても利にかなっていると思いました。
だって部屋別、場所別に片付けたら、せっかくひと部屋、1つの場所の片付け終わっても、別の部屋を片付けるときに、また同じモノがでてきて、片付ける可能性だってありますもんね。
はじめて、洋服を片付けた時は、部屋の中のこんもりと盛り上がっている洋服の山を見て、片付け祭りをしてるって感じがして、とてもワクワクしたのを覚えています。
こんまり本の好きなところ・その2 捨てる前に「理想の暮らし」を考えるところ
紡子は、今まで部屋を片付けるのに「理想の暮らし」を考えたことはありませんでした。
だって、部屋が片付いてさえくれれば、いいと思っていたから。
でもこんまり本を読んでみて気づいたんです。
たしかに片付けた後の理想の暮らしが思い描けていないと、なんのために片付けをして、どこまで片付けたら、終わりなのかがわからないですよね。
こんまり本の好きなところ・その3 捨てるモノを選ぶのではなく、残すモノを選ぶこと
いざ片付けるとなると、「さぁ、なにを捨てようかな?」とどうしても捨てるモノを探してしまいがちなんです。
理想の暮らしとは、好きなモノに囲まれている暮らしです。
そして、残すモノとは好きなモノのはずですよね。
片付けを始めると、どうしても捨てる方に気が向いてしまいがちなので、この残すモノを選ぶということを常に思い出すようにしたいです。
こんまり本を読んで、「ここはちょっとちがうかな?」と思うところ・その1 片付けの順番がキッチリと決まっているところ
こんまりさん曰く、片付けの順番は衣類→本類→書類→小物類→思い出品なのです。
最初が衣類というのはとてもやりやすかったのですが、本類でちょっと手が止まり、書類の全捨ては無理でした。
紡子の場合、以外なことに思い出品がけっこうサクサクと選別できて、写真以外は片付けが終わってしまっています。
きっと人それぞれ、思い入れのあるモノが違うと思うので、必ずしもこの順番でやらなくてもいいのかなと思いました。
※こんまりさんは、本で全てを語るので、順番を決めていた方が読者が迷わないからかもしれないですね。
こんまり本を読んで、「ここはちょっとちがうかな?」と思うところ・その2 片付け祭りで一気に完璧に終わらせるところ
片付け祭りは家族が多かったり、子どもがいる家庭、自分の時間がなかなか取れない人だと難しいのでは?
片付け祭りは、同じカテゴリーのモノを全て、まず一箇所に集めてからはじまります。
モノが少ない人、時間に余裕がある人、片付け祭り中は部屋が散らかっていても大丈夫な人にはいいと思います。
自分が実際に主婦になってわかったのですが、主婦は自由な時間がスキマ時間(まとまった時間がとれずに、モノゴトの合間合間の短い時間)でしかとれないですよね。
紡子は、この短い時間に片付け祭りをしようとして、時間が足りずに中途半端に終ってしまい、部屋が余計に散らかってしまったということがありました。
まとめ
こんまりさんこと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を読んで思ったことをお伝えしてきました。
「ちょっと違うかな」と思ったことも書きましたが、そんなことは、自分流にアレンジすれば良いだけのこと。
この本は、片付けることの楽しさ、片付けることの意味、片付けることで人生が良い方向に向かうよということを教えてくれます。
片付けの方法も、とてもわかりやすく、実践しやすいのは、さすが、子供の頃から片付けひとすじだった近藤麻理恵さんならではだと思います。
断捨離が停滞気味の時、なにから片付けようか迷った時、ぜひまたこの本を読み返して、モチベーションを上げて、少しでも理想の暮らしに近づきたいものですね。
最後の最後に。
リバンウンド率ゼロの理由ですが、片付け祭りを終わらせられれば、きっと元の部屋に戻ることはないと思います。
ただ、もしかすると、紡子みたいな片付け祭りが終わっていない人が、実はまだまだいっぱいいるのではないのかな?と思う今日このごろです。